独学で確実に東大・医学部に合格できる勉強法

1年あれば塾や予備校に行かずに東大・医学部に誰でも独学で合格できる勉強法や参考書を紹介しています

数学の参考書・問題集

1対1対応の次にやる問題集はこれ!やさしい理系数学の効率的な使い方

投稿日:2017年10月3日 更新日:

 

前に1対1対応の演習シリーズについて紹介しました。

 

もちろんこの問題集に書いてある知識を身につければ地方国公立の問題や早慶文系や中堅私立理系の問題もほぼ満点近く取れるでしょう。

 

今回は私が1対1対応の次に手をつけた問題集を紹介します。

 

それは河合出版の「やさしい理系数学」です。

 

ちまたでは、やさ理って呼ばれていますね。理系の受験生なら聞いたことある人もいるのではないでしょうか。

スポンサーリンク

「やさ理」を選んだ経緯

 

私の数学でのゴールは「東大25カ年」「新数学演習」を滞りなく暗記することでした。

 

青チャートと1対1対応の演習で基本的な解法は身につきました。

 

しかし、私は心配性でした。

理科と英語は二次試験で限りなく満点近い点数を目標にして数学は6割でいいやという計画を立てていたにもかかわらず、市販のみんながやるような好評な問題集は全てやろうと意気込んでいました。

 

それらの問題集の間の橋渡しとなるような薄い問題集で一番好評だった問題集の一つが「やさ理」だったので選びました。

 

率直な感想は

 

こんなコンパクトで有用な問題集なんてあるのか!儲けもん!

 

ていう感じでした。その理由も後でちゃんと説明します。(笑)

スポンサーリンク

「やさ理」の構成と問題数

 

やさ理では数1から数3まで全てが収録されており、

 

例題50題

 

演習題150題

 

合計200題の問題集です。とてもこなしやすくコンパクトです。

 

 

 

「やさ理」の難易度 東大・京大・東工大にも対応

 

やさ理の難易度についてですが、名前とは裏腹にやさしくありません。

 

名前に騙されて買わないようにしてください。

 

1対1対応を終わらした後で取り組んでも、一瞬ではわからないような問題が多いです。

解き始めると普通に標準的な解答なことが多いですが一見すると初見の問題に見えてしまうものが多いですね。

 

受験本番にもこの状況は言えます。

 

地方国公立だと、標準問題を非常にシンプルに直線的に聞いてくれますから1対1対応の知識があればほぼ似たような問題が多く即解法が浮かびます。

 

しかし、東大・京大・東工大は標準的な解法(超難関大の問題でも指導要領から外れられないため解法自体は標準的なものしか出せない)を使って解けるのですが一見草におおわれていて中身が見えません。そこに至るまで草をかき分けないといけません。

 

草をかき分けて、標準解法にたどり着けばその問題は完答です。

 

この問題集はそういう問題が多いです。

 

つまり、

 

普通の解き方だけど問題文の構成だったり、最初の一手がシンプルではない

 

のです。途中からの解き方自体は大抵見たことあるやつです。

 

他の知ったかぶる人に聞くと、論証力や論理的思考力が試されるいい問題集だった、と口にする人がいますが

論理的思考力が身についたならもっと明確にメリットや使い方を教えてくれよ、という言葉が毎回喉元まで上がってきますね。

 

 

余談ですが、他の数学の問題集と比べると

 

スタンダード演習<やさ理<<ハイ理

 

の順番です。

 

おそらく「やさしい理系数学」という名前は同じ河合出版の姉妹本である、「ハイレベル理系数学」と比べてということでしょうね。

スポンサーリンク

「やさ理」を使うメリット 別解の宝庫で問題対応力が上がる!

 

最初に言っておきますが、この問題集を使う人の前提は

 

標準解法をある程度身につけた人

 

です。

 

その人がやさ理を使うと絶大な効果があります。

 

私が最初に書いたあの驚きの感想はそれです。

 

なぜでしょう。

 

それはやさ理の別解の多さにあります。

 

問題数自体は多くないですが、1問に対しての別解がとても多いです。

 

その別解1つ1つは標準的な解法たちですが、この事実が何を意味するかわかりますか?

 

それは草で覆われているような難しい数学の問題が出題される大学入試に対して非常に多くのアプローチを学べるのです。

 

言い換えると、

 

1対1対応の演習で身につけた独立した解法同士がその草に覆われた問題を目の前にして線で繋がるのです。

 

この感覚は驚異的です。

 

空間図形の問題をベクトルで解いたり、非常に解法の使い勝手が広がります。

 

また、そういう問題を経験するとより1対1対応の演習の標準解法を忘れにくくなります。

 

 

非常に私の数学に関する知識をブラッシュアップし、再構築してくれた良い問題集です。

 

 

 

「やさ理」の使い方と使うオススメの時期 例題だけではダメ!?

 

やさ理の具体的な使い方についてですが、まず「例題だけ」というのはダメです。

 

他のレビューに多く書いてあって驚いたのですが、しっかり演習題もやりましょう。

 

例題だけで数学の本質の部分を捉えているから十分!なんてことたまに言われますね。

私は疑い深い人間で自分で確信したこと以外はあまり信じないので、受験生の私には数学の本質とか論証力とかちょっと抽象的なことは腑に落ちなかったので信じていませんでした。

 

世間には具体的でない言葉が多いですから気をつけましょう。

 

 

問題数が200なので1日5題こなし、1ヶ月半で終わります。

 

次の日は当然前日の5題を復習してから今日のノルマをこなします。

 

1対1対応の演習を終えた人は紙に書く必要はありませんよ。

 

基本解法は目で覚えたから、演習では書かなきゃ!

 

なんて思ってる受験生多そうですけど私に言わせると、やさ理を使うのも

 

今自分にない知識を身につけるためだけであって決してアウトプットの練習ではない

 

ということですね。

 

実際に私は読み物として何回も読んで理解していました。

 

 

やさ理を使うオススメの時期なのですが、

 

9月から11月の秋頃が一番適していると思います。

 

夏前はまだ標準的な解法が身についていない可能性があり、抜群の効果を得られないかもしれません。

 

年明けからはセンターが頭にちらつき、過去問に手につける人も多いです。

 

だから秋の2ヶ月間ぐらいで集中的に終わらすことが一番効率的です。

 

1対1対応だけで受験を迎えそうという人もいるでしょうがそれでも全然構いません。

ただもし時間に余裕があるならやりましょう。

この問題集は思っている以上に効果があることを保証します。

スポンサーリンク

-数学の参考書・問題集


  1. mimic より:

    夜分遅くにすみません。

    質問させていただきます。現高校2年で貴方の言うところの数学でのゴールは自分の場合「やさしい理系数学」「過去問」なんですが、今も青チャート、1対11A,2B,3と、このサイトでのやり方を自分なりに工夫しながらこなしてます(今のところは順調だと思ってます)。貴方は青チャ、1対1、やさ理、スタ演Ⅲ、プラチカ、新数演、25カ年(不足があったらすみません)とこれだけの数をこなしていて大変凄いと思ってしまうのですが、1対1→スタ演1AⅡBを挟んでいないことに不思議を覚えてしまいました。自分はスタ演ⅠAⅡBⅢ全てこなすつもりなのですが、貴方が勉強計画にシェア率の高いスタ演ⅠAⅡBを組み込まなかった理由を教えていただけたら幸いです。

    読んでいただきありがとうございました。

    • jtarou_manaka より:

      医学部志望で数3の微積分がマストだと感じていたので積極的にスタンダード演習3とプラチカを取り入れた感じです。
      この2冊のうちやるべきなのはスタンダード演習の方ですが。

      スタンダード1a2bを選ばなかった理由は、青チャートと1対1演習とやさしい理系数学の3つで1a2bの分野は事足りると思ったからです。
      私の場合、新数演と25ヶ年もありそこでも問題に出会えたので。

      それが理由ですかね。

      シェア率で問題集を選んでいることに着目してくれたのはとても素晴らしいことだと思いますが、どっかの記事に「知っている問題ばかりの問題集は無価値」という旨が書いてますので読んで見てください。

      • mimic より:

        ご丁寧な返信ありがとうございます。とても参考になります。

        立て続けの質問という形になって申し訳ないのですが、1a2bが事足りると仰ていたのですが、それはどういったところで線引していたのでしょうか?自分もかなり心配性なので・・・

        よろしくお願いします。

        • jtarou_manaka より:

          線引きははっきり言って自分の中での感覚です笑

          青チャートも1対1もやさしい理系数学も25ヶ年もやればさすがに1a2bの範囲は受験会場の周りの奴らと同じかそれ以上だろ、と思ったまでです。
          受験は数学以外もあるので時間バランス考えて、そこは自分の志望校のライバルとの何となくのさじ加減ですね。

  2. エリ より:

    浪人が決定した高校3年のものです。
    アドバイスをしていただけると嬉しいです。
    私の今年のセンターの得点は
    英語120、国語44、1A52、2B18、物理18、化学42 点でした。絶望的な点数です。ここから東大理1を目指しております。
    当サイトのブログはほぼ目を通させていただきました。どうすれば成績をあげられるのかということは十分理解できました。
    ですが、上のセンター得点をみてもわかる通り根本的な理解力が欠けており論理的思考力も全くありません。例を挙げますと、青チャを2年生の頃から使っており、かなりの回数をこなしたもののセンター数学では全く点がとれません。20回ほど目を通した問題でもすぐに忘れてしまうのです(まず理解ができません)。物理も講義本を何度読んだことでしょうか。少し数値を変えられると全く手がつけられなくなってしまいます。手の打ちようがない状況です。文章を理解することはできるのです。このサイトを理解できるぐらいの初歩的な読解力はあります。(評論は10点でしたが)
    長くなってしまい申し訳ありません。教えていただきたいことをまとめ、補足します。
    ①このような状況を改善するにはどうしたらよいか。(チャート、物理の講義本:物理教室を含。が理解できない)
    ②論理的思考力が全くないが改善策はあるか。
    ③チャートと1対1は同時にやっていたのか、それともチャートが終わったあとにやっていたか(チャートは5ヶ月かかったとのことですが、1対1は全部でどのくらいの期間を要したか)
    ④目安としてどのくらいの時間が東大合格で必要か。
    ⑤マナカさんは中学校の勉強の土台はできていたのか。(自分はこれがなっていないので、必要条件なのか知りたいと思っております)
    ⑥このセンターの点からして改善の余地はあるか。(もちろん自分次第だということは十分わかっておりますが、第三者からみてどうかを知りたいです)

    大変長くなってしまい申し訳ありません。
    深刻に悩んでおります。先生にも親にも相談できません。どうかお力になっていただけると嬉しいです。失礼しました。

    • jtarou_manaka より:

      なかなか絶望的な点数ですね。
      はっきり言ってその点数から東大は1年では厳しいです。

      1番気になるのは、国語の評論が10点しか取れないところと何度勉強しても理解できないという部分です。
      ちなみに20回目を通そうが300回目を通そうが理解できていないものは100%試験では解けないことを良く理解してください。

      ①なぜ理解できないと思っていますか?

      ②①とほとんど同じような回答になってしまいます。
      1つ大切なことを言いますと、自分で自分のことを「論理的思考力がない」などと思うのはやめましょう。
      私は人間というのは自分の頭の中でその人間が作られると信じているからです。
      言葉だけで自己暗示しろなどとは言いませんが、自分を否定的に見るのはやめたほうがいいです。

      ③回答済み

      ④受験で合格するには知識が必要です。
      そしてその知識は「知識量」で測ることができます。
      測ることができるものを時間で考えてはいけません。
      だから答えは「分からない。その人による。」です。

      ⑤中学の勉強ではつまづいたことはありません。
      社会や理科など知らなきゃできないものはできないことはあっても、数学や英語では少なくとも中学レベルではついていけなくなったことはないです。
      音楽は中1でつまづいて起き上がれなくなりました。

      ⑥英語と理科は大幅に改善できるでしょうが、国語の評論と数学に関しては自分次第です。

      もしあなたが東大合格を目標にするなら変えないほうがいいです。
      東大合格するために、各科目の合格最低点を突破できるようにプランを立て、実行し、達成できたのならば、あなたは同年代の中でも格の違う頭の良さを身につけていることでしょう。
      本当は一から自分で全て考えるべきですが、考える材料はブログからうまく取り入れてください。

  3. エリ より:

    先ほど1対1は学習するのにどれくらいの期間を要したか、という質問をさせていただきましたが、本ブログにそのような内容が書かれてありましたね(見落としていまして申し訳ありません)
    質問の内容を訂正するとチャートと1対1は同時にやっていたのかということです。
    基本例題ができれば1対1は大丈夫とのことですが、4月〜8月にこれを使っていたということで、青チャートをいつの時期にやっていたのかが、不明でしたので質問させていただきました。もう1つ、やさ理等の所謂演習系問題集も紙に書かずにやっていたとのことですが、これは何分程度考えて解答の方に移っていたのでしょうか。追加の質問です。
    度々すいません。

    • jtarou_manaka より:

      4~8月 青チャート1a2b3 & 1対1対応6冊
      9~11月 やさ理 & スタエン3 & プラチカ3
      12月~ 新数演 & 25ヶ年

      各勉強のタームで、それぞれ前の段階の復習は常に行なっています。
      受験期後半になると1日の数学の勉強を10とするならば、4が新しい知識、6がメンテナンスといった具合です。

      特に1対1対応は受験数学の基本であり、似たようなレベルの問題が多く出題されることから何周もしました。

      演習系の問題集はほとんど紙に書いていません。
      紙に書くのは、1周目のどんな指針でやるのか1~2分考えるためだけです。
      解答するというよりかはメモ書きに近いです。

      1~2分考えてあと2~3分で答えが出そうならそのまま汚い殴り書きの字で解き続けることもたまにはありましたが、ほとんどその段階で分かろうが分からまいが答えを見ていました。
      解答の理解及び流れを頭の中で再現することにこそ最大限の集中力を使いましょう。

      極論を言うと、受験本番までの練習段階で解けなきゃいけない問題など1問もありません。

  4. ねこ より:

    やさしい理系数学をやる段階でも、解法暗記として(読み物として)青チャートの時と同様1分考えて分からなかったら解答を見て、頭で解法が浮かぶようにする、と言った流れで良いですか?

    • jtarou_manaka より:

      はい。

      30秒で構いません。
      10秒で問題文読んで、20秒でああこんな問題あるんだーで十分です。

      間違えても鼻息立てて、ペンを握らないようにしましょう。

  5. t.t より:

    こんにちは。現在高3の東大志望です。
    今、数Ⅲの一対一のほぼ全ての問題に対しさっと解法が言えるレベルになっていまして、夏休みで一対一シリーズを完璧にしてからの参考書に悩んでいます。

    マナカさんのブログではスタンダード演習、やさ理、プラチカなどが紹介されていますが、次に手をつけるべきなのはどの参考書でしょうか?最近自分の解法リストの不足を痛感しており、もっと多様な問題への対応力を鍛えたいと思っています。

    模試の点数は全統河合で160-170ほどです。(偏差値65-70弱)

    • jtarou_manaka より:

      プラチカ選ぶよりは、スタンダード演習、やさ理でしょう。
      ただ25ヵ年やって目標点が堅いなら、1対1を世界で一番早く反応できるように訓練しましょう。

comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です


どうも!Manakaです。

現役の医大生で、Webマーケティング、Webメディアを通じた広告事業などを中心に活動しています。

このブログでは自分の受験経験で知った、確実に合格するための計画の立て方や参考書や勉強法を紹介してます!

プロフィール詳細

勉強法や効率性に関することつぶやいてます